受験日を選びやすくしたいならS-CBT、面接官と対面で話したいなら従来型が候補です。英検 S-CBT 従来型 どっちと迷っても、難易度や級認定、CSEスコアは同じなので、方式の違いから選べます。
試験日や受験回数、画面操作とライティング方法、受験料を比べると、自分に合う受け方が見えてきます。入試での利用条件は志望校ごとに異なるため、確認するポイントも整理します。

英検S-CBTと従来型はどっち?受験日と話し方で選ぶ
日程の選択肢を増やしたい人はS-CBT
受験できる日を増やしたいなら、S-CBTが候補になります。英検協会によると、原則として毎週土日に実施され、一部地域では平日にも受験できます。従来型の試験日と都合が合わない場合も、予定に合わせて会場や日程を探しやすい方式です。
ただし、級や地域によって毎週実施ではないため、希望日に必ず受けられるとは限りません。申込前に公式の日程・会場を確認しておくと安心です。迷ったら、まず優先したい条件を一つ決める方法もあります。たとえば「日程」を選び、受験可能日を比べてみましょう。
面接官と対面で話したい人は従来型
スピーキングで面接官と向き合って話したい人には、従来型が合いやすいでしょう。一次試験の合格後、別日に二次試験を受ける流れで、スピーキングは面接官との対面形式です。試験が二日に分かれる点も、受験日を考えるときの判断材料になります。
S-CBTのスピーキングは、ヘッドセットのマイクに回答を録音する方式です。人を前にして話す緊張を避けたい場合は選びやすい一方、画面に向かって発話する形式に慣れが必要な人もいます。対面で話す安心感と、録音形式の受けやすさを比べてみてください。
級の合格資格や難易度を理由に迷う必要はない
合格資格や試験の難易度を理由に、どちらかを避ける必要はありません。英検協会は、S-CBTと従来型で問題形式・難易度・級認定・合格証明書・CSEスコアは同じと案内しています。受験方式が違っても、同じ級の合格資格として扱われます。
選ぶときは、日程・スピーキング形式・パソコン操作のうち、気になる条件を一つ優先して比べると判断しやすくなります。なお、S-CBTの対象級は準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級です。1級・4級・5級を受ける場合は従来型を確認しましょう。迷いが残るなら、受験予定の級と希望日を先に照らし合わせると、候補を絞れます。
S-CBTと従来型のどちらを選ぶか迷っている方は、こちらの動画で受験方式ごとの特徴を比べられます。日程や料金などの最新情報は、公式サイトでもあわせて確認しましょう。
英検S-CBTと従来型の違いを受験方法・級認定で比較
S-CBTは4技能を1日で受験する
S-CBTでは、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を1日で受験します。一次試験の結果を待って別日に面接へ行く流れではなく、受験日を一日にまとめられる方式です。
受験日を一度に済ませたい人には、予定を組みやすい形です。一方、4技能を同じ日に続けて受けるため、試験の進み方を事前に把握しておくと当日の見通しを持ちやすくなります。
学校行事や習い事との調整で試験日を複数日に分けにくい場合は、S-CBTが候補になります。まず、4技能を一日で受けたいかを確認してみましょう。
従来型は一次試験と二次試験が別日
従来型では、一次試験でリーディング・ライティング・リスニングを受験します。一次試験に合格した人は、別日に二次試験へ進み、面接官と対面でスピーキングを受ける流れです。
試験日が分かれるため、一次試験の日だけで予定が完結するわけではありません。たとえば、二次試験の時期に学校行事や予定が重なりそうな場合は、日程を確認してから受験方式を選ぶと安心です。
4級・5級は従来型でも二次試験がなく、一次試験のみで級認定されます。受験する級によって試験の進み方が変わる点も、日程を考えるときの確認材料です。
問題形式・難易度・級認定・CSEスコアは同じ
試験の進み方は異なっても、級認定は同じです。英検協会によると、S-CBTと従来型では問題形式・難易度・級認定・合格証明書・CSEスコアに違いはありません。
S-CBTだから問題が易しい、従来型だから合格資格が有利という差はありません。方式を選ぶときは、資格の価値よりも、受験日やスピーキングの受け方が自分に合うかを基準にできます。
どちらで合格しても、同じ級の合格として扱われます。試験日を一日にまとめたいか、一次試験と二次試験が別日の方式がよいかを比べると、選ぶ軸が見えやすくなります。
| 比較項目 | S-CBT | 従来型 |
|---|---|---|
| 試験日数 | 4技能を1日で受験 | 一次試験と二次試験は別日。4級・5級は一次試験のみ |
| スピーキング方式 | マイクに発話を録音 | 二次試験で面接官と対面 |
| 解答方法 | R・Lは画面上で操作。Wは手書きかタイピング | 一次試験でR・W・Lを受験 |
| 級認定 | 従来型と同じ | S-CBTと同じ |
大きく異なるのは試験の進み方とスピーキングの受け方です。S-CBTは4技能を一日で受け、従来型は一次試験と二次試験に分かれます。
一方、問題形式や難易度、級認定、CSEスコアは同じです。資格の差ではなく、日程と受験方法の希望を比べて選ぶと整理しやすくなります。
英検S-CBTの試験日程と受験回数を確認する
原則は毎週土日、一部地域では平日も実施
受験日を選びやすい点は、S-CBTの特徴です。英検協会によると、試験は原則として毎週土日に実施され、一部地域では平日にも設定されています。学校行事や部活動と重なる場合、別の日を候補にしやすいでしょう。
従来型の試験日だけでは都合が合わないとき、S-CBTの日程も並べて見ると選択肢が広がります。予定に合わせて受験日を探せる一方、土日なら毎週受けられると決まっているわけではありません。
開催日の多さだけで判断せず、申込を考えている検定回や会場の状況もあわせて見ておくと安心です。希望する時期がある場合は、公式日程を開いて受験できる日を候補に残しておく方法もあります。
級や地域によって実施日が異なるため会場別に確認
S-CBTの日程は、希望する級と地域の組み合わせによって異なります。全国で同じ日にすべての級が実施されるわけではなく、会場によって対象級や日程が限られる場合もあります。
近隣の会場であっても、希望日や級の枠があるとは限りません。公式日程で希望級・地域の実施日と空席を確認し、条件に合う日を候補にしてから申込を検討すると、予定を立てやすくなります。
日程を確認するときは、試験日だけでなく会場もあわせて見ておきましょう。通学や移動の予定と重ならないかを確かめておくと、受験日が決まってから慌てる場面を減らせます。
| 項目 | 目安・上限 | 確認すること |
|---|---|---|
| 実施日の目安 | 原則は毎週土日、一部地域は平日も実施 | 級・地域により異なる |
| 級・地域別の日程 | 会場ごとに設定 | 公式日程で空席を確認 |
| 受験回数 | 同一検定回で同じ級は最大3回 | 欠席・棄権も回数に含む |
開催日の目安が土日でも、希望級や地域によって受験できる日が変わります。受験回数は同一検定回ごとに確認し、同じ級で申し込む回数を把握しておきましょう。
公式日程で希望級・地域の実施日と空席を確認し、欠席も回数に含まれる点を踏まえて候補を選ぶと、申し込める回数を見誤りにくくなります。
同一検定回に同じ級を最大3回まで受験できる
S-CBTは、同一検定回に同じ級を最大3回まで受験できます。複数回の受験を考える場合は、申込む日程が同じ検定回にあたるかを確認し、上限を超えないよう予定を整理しておきましょう。
注意したいのは、欠席・棄権も受験回数に含まれることです。申込後に予定が変わる可能性も考え、受験日を決める際は、残りの受験機会も見通しておくと落ち着いて計画できます。
まずは公式日程で会場ごとの空席を確かめ、受けたい日を候補に並べてみるのもよいでしょう。欠席した場合も回数に含まれる点を踏まえ、無理のない日程を選ぶことが大切です。
英検S-CBTのパソコン操作とライティング方式を確認する
リーディングとリスニングは画面上で解答する
パソコンでの受験に慣れていないと、問題を読み進めたり答えを選んだりできるか気になるかもしれません。S-CBTではリーディングとリスニングの問題を画面で確認し、画面上で操作して解答します。紙の問題冊子を使う方式とは、答えを出す場所が異なります。
画面操作と発話方法は別々に確認できます。マウスなどの操作に不安がある場合は、申込前に英検協会の公式ページで試験方式を確認し、画面上で解答する流れを把握しておくと、当日の動きを想像しやすくなります。紙に印をつけて考える習慣がある人は、画面で問題を読む練習も取り入れてみましょう。
スピーキングはヘッドセットのマイクに録音する
対面で面接官と話すのとは違い、S-CBTのスピーキングはヘッドセットのマイクに発話を録音する方式です。相手の反応を見ながら会話するのではなく、画面上の試験に対して声で答える形になります。話す相手が機器になる点を知っておくと、方式の違いを整理しやすくなります。
録音式では声を出して答えるため、周囲に人がいる環境で話すことが気になる人もいるでしょう。自分の声を録音する練習をしておくと、マイクに向かって話す感覚をつかむ手がかりになります。対面でのやり取りのほうが落ち着く場合は、従来型の二次試験も選択肢に入れて考えられます。
ライティングは申込時に手書きかタイピングかを選ぶ
ライティングは、申込時に筆記型かタイピング型かを選択できます。筆記型では画面上の問題を読み、紙の解答用紙に手書きで回答します。パソコンで受験するからといって、作文まで必ずキーボード入力になるわけではありません。
普段から手書きで文章を組み立てるほうが進めやすいか、キーボード入力のほうが書きやすいかを考えて選びましょう。申込前に筆記型・タイピング型のどちらが書きやすいかを決め、英検協会の公式ページで試験方式を確認しておくと安心です。入力方法だけでなく、画面で問題を読む点も含めて自分に合うか見てみてください。
英検S-CBTと従来型の受験料を2026年度で比べる
2026年度のS-CBT検定料は級によって異なる
2026年度の英検S-CBT検定料は、準1級が10,500円、2級が9,600円、準2級プラスが9,200円、準2級が9,000円、3級が7,700円です。英検協会の「検定料」に掲載された税込額で、受験する級によって金額が異なります。
受験級を決めるときは、準2級と準2級プラスを取り違えないよう、申込画面の級名も確認しておくと安心です。日程や申込時期によって料金が変わる場合に備え、申し込み前に公式の検定料ページで最新額を見直しましょう。
従来型の本会場はS-CBTより低い金額設定
従来型の個人申込・本会場の2026年度検定料は、準1級10,400円、2級9,000円、準2級プラス8,600円、準2級8,400円、3級6,800円です。英検協会の「試験日程・会場・検定料」に掲載された税込額で、同じ級ならS-CBTより低く設定されています。
差額は準1級が100円、2級・準2級プラス・準2級が各600円、3級が900円です。金額だけを比べると従来型が抑えめですが、会場や日程の都合も含めて検討したいところ。受験料の差と受験しやすさを並べて考えると選びやすくなります。
グラフでは、すべての級で従来型の本会場料金がS-CBTを下回っています。差は級によって異なり、準1級は小さく、3級では900円です。受験する級の金額を個別に見比べてください。
この比較は従来型の個人申込・本会場とS-CBTの料金です。団体準会場の料金は別に確認が必要です。申込先と受験級が決まったら、該当する公式料金を予算に反映しましょう。
従来型の団体準会場は個人申込の料金と異なる
従来型には個人申込の本会場だけでなく、団体申込で利用する準会場もあります。準会場の検定料は個人申込の本会場と異なるため、本会場の金額をそのまま当てはめず、所属する学校や団体の案内で申込区分を確かめましょう。
準会場を利用する場合、申込先によって受付方法や料金の確認先が変わります。個人で本会場に申し込むのか、団体経由で準会場に申し込むのかを整理してから、該当する公式情報を確認すると金額の見落としを防げます。
受験する級と申込区分を決め、最新の公式検定料を確認して予算に組み込むのが、申し込み前の具体的な手順です。迷ったときは、学校や団体の担当者に準会場の料金を確認してみる方法もあります。受験料だけで決めず、通いやすさも合わせて比べましょう。
英検S-CBTは入試で使える?志望校ごとの条件を確認
S-CBTの試験結果も多くの大学・短大で活用される
英検協会によると、S-CBTの試験結果は多くの大学・短大で入試に活用されています。従来型だけが対象とは限らないため、受験方式を理由に候補から外す前に、志望校の案内を確認してみましょう。
ただし、利用できる入試方式や評価方法は学校ごとに異なります。英語試験の得点換算、出願資格、加点など、何に使われるかは同じではありません。利用可能という情報だけで判断せず、志望学部や入試区分まで見ると安心です。
英検の級認定やCSEスコアは、S-CBTと従来型で同じです。一方、入試での扱いは学校が定めるため、英検側の利用案内と志望校の条件を分けて確認すると、情報を混同しにくくなります。
利用できる級やスコア、出願条件は学校ごとに異なる
S-CBTの合格級やCSEスコアを認めるか、求める級やスコアをどう定めるかは、各校の募集要項で確認します。同じ大学でも学部や入試方式によって条件が分かれる場合があるため、大学名だけで判断しないことがポイントです。
確認したいのは、対象となる検定方式、必要な級またはスコア、対象となる受験期間などです。資料にS-CBTの表記が見当たらない場合は、従来型の記載だけで対象外と決めず、入試担当窓口に確認すると行き違いを防げます。
募集要項は出願する年度と入試区分に合った資料を見ます。過去年度の案内や受験情報サイトだけで決めず、公式資料に記載された条件を照らし合わせてください。
| 確認項目 | 募集要項で見る箇所 |
|---|---|
| S-CBTの利用可否 | 英語外部試験の利用・対象試験 |
| 必要な級やスコア | 出願資格・換算条件 |
| 対象の学部・入試方式 | 募集対象・入試区分 |
| 受験時期の条件 | 対象となる受験期間 |
| 提出期限・書類 | 出願日程・提出書類 |
最初にS-CBTが対象試験に含まれるかを見て、次に必要な級やスコア、対象の学部・入試方式を確認します。表の項目を順番に照らすと、確認漏れを減らせます。
条件がそろっていても、受験時期や提出期限が合わないと利用できない場合があります。受験予定と出願日程を並べ、公式の募集要項に書かれた条件を確認しましょう。
募集要項で試験方式と提出期限を確認する
志望校の最新の募集要項で、S-CBTの利用可否・必要な級やスコア・提出期限を確認しましょう。ひとつのページで見つからないときは、出願資格、英語外部試験の利用、提出書類の欄を順にたどると探しやすくなります。
提出期限は、試験日とは別に証明書類の提出日や出願締切として示される場合があります。受験予定日と、結果や証明書を提出できる時期が間に合うか、要項の記載と照らし合わせてください。
判断に迷う箇所があれば、募集要項の該当ページを手元に置き、入試窓口へ確認する方法もあります。試験方式の記載だけでなく、提出方法や必要書類もあわせて見ておくと、出願準備を進めやすくなります。
英検S-CBTと従来型を併願するときの組み方
従来型とS-CBTは同じ級でも併願できる
同じ級を従来型とS-CBTの両方で受験できます。英検協会の「よくあるご質問」でも併願可能と案内されており、どちらか一方に決めず、日程や話し方の好みに応じて受験機会を組み合わせられます。
たとえば、対面の面接を希望する場合は従来型を中心にし、都合のよいS-CBTの日程があれば追加する方法があります。申し込みは方式ごとに行うため、試験日だけでなく申込期間や検定料も別々に確認すると、予定の重なりを避けやすくなります。併願する級が同じかどうかも整理しておきましょう。
試験日と結果の確認時期を並べて予定を立てる
併願するときは、試験日だけを見て決めると、結果を確認する時期や提出期限との関係を見落とすことがあります。従来型とS-CBTの公式日程をそれぞれ確認し、試験日と結果の確認時期を一つの予定表に並べておくと、どちらの結果を入試に使うか判断しやすくなります。
受験計画を立てるときは、志望校の募集要項で英検の提出期限と利用条件を確かめ、結果が間に合う日程を選びます。公式日程を並べ、志望校の提出期限に間に合う受験計画かを確認してから申し込むと、受験後に結果の時期で慌てる場面を減らせます。条件が見つけにくい場合は、学校の入試案内も確認してみましょう。
申込後の欠席や棄権もS-CBTの受験回数に含まれる
S-CBTは、同一検定回に同じ級を最大3回まで受験できます。英検協会の「お申し込み」によると、欠席や棄権も受験回数に含まれるため、申し込んだ回を受けない場合でも回数が消費される点に注意が必要です。
予定が変わる可能性も考えて、申込前に学校行事や他の試験日を照らし合わせておくと安心です。特に、同じ級で複数回のS-CBTを検討している場合は、欠席・棄権を含めた受験回数を数え、残りの機会を確認してから日程を決めましょう。従来型との併願可否とは分けて考えると、計画を整理しやすくなります。
まとめ
英検 S-CBT 従来型 どっちと迷ったときは、方式の優劣を決めるより、受験当日に力を出しやすいか、結果を使う場面に合うかを軸にすると選びやすくなります。話すときや書くときの感覚も、自分に合う受け方を考える手がかりです。
まず希望級の公式日程と志望校の募集要項を一つずつ確かめ、気になる条件に印をつけるところから始めてみるのもよいでしょう。選ぶ基準が見えれば、次の一歩も少し軽くなります。
FAQよくある質問
- Q英検S-CBTと従来型で合格資格や難易度に違いはありますか?
- A
英検協会によると、問題形式・難易度・級認定・合格証明書・CSEスコアは同じです。合格資格やスコアに方式による差はありません。
主な違いは試験の実施方式です。S-CBTは4技能を1日で受験し、従来型は一次試験と二次試験が別日に行われます。
- Q英検S-CBTでライティングを手書きできますか?
- A
できます。申込時に筆記型を選ぶと、画面上の問題を読み、紙の解答用紙に手書きで回答します。
英検協会のよくあるご質問で、筆記型とタイピング型を選べると案内されています。普段の書き方に合わせて選ぶとよいでしょう。
- Q英検S-CBTは何級から受けられますか?
- A
対象級は準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級です。英検協会の試験日程・会場・検定料の案内に掲載されています。
1級・4級・5級はS-CBTの対象外です。受験したい級が決まっている場合は、申込前に対象級と日程を確認してみてください。
- Q従来型とS-CBTを同じ級で併願できますか?
- A
できます。英検協会のよくあるご質問では、従来型とS-CBTの同じ級での併願が可能と案内されています。
受験日だけでなく、結果の確認時期と提出期限も並べて予定を立てると、入試などの出願に合わせやすくなります。
