質問を聞き取れず、聞き返したら減点されるのではと迷う場面があります。英検の面接で聞き返しは何回まで可能なのか、協会の案内には具体的な回数制限は示されていません。自然な流れで確認する聞き返しは減点対象ではありませんが、不自然な聞き返しや繰り返しは減点対象になり得ます。
回数よりも、必要なときに丁寧に確認し、その後の質問に応じることがポイントです。質問全体を言い直してもらう英語表現や、聞き返しても意味が分からないときの対応、級ごとの準備方法を整理します。

英検面接の聞き返しは何回まで?公式の回数制限はない
英検協会の案内に具体的な回数は示されていない
何回までなら大丈夫か、数字で知りたいところですが、英検協会の案内には許容回数を示す具体的な数字がありません。2級の試験内容ページでは、聞き返しの回数ではなく、自然な流れかどうかが説明されています。回数だけで線を引く基準は確認できません。
3級の試験内容ページにも、聞き返しが許容される回数の数字は記載されていません。2級・3級の案内はいずれも、自然な聞き返しと不自然な聞き返しを分けて示しています。回数より、聞き返し方が判断の軸です。数字の上限を探すより、落ち着いて質問を確認する準備をしておきましょう。
自然な流れでの聞き返しは減点対象ではない
質問の一部が聞こえず、内容を確かめるために丁寧に聞き返すことは、英検協会の2級・3級の案内で減点対象ではないとされています。聞き取れないまま答えて内容がずれるより、自然なやり取りとして確認する選択肢があります。
質問が聞き取れなかったら、回数を数えるより先に、短く自然な表現で一度確認しましょう。声を荒げず、相手の質問をもう一度聞きたいと伝えると、会話の流れを保ちやすくなります。聞き返すこと自体をためらわず、質問への回答につなげる意識が大切です。
不自然な聞き返しや繰り返しは減点対象になり得る
気をつけたいのは、聞き返す回数そのものより、やり取りが不自然に見える場合です。英検協会の2級・3級の試験内容ページでは、不自然な聞き返しや繰り返しの聞き返しは減点対象になると案内されています。
一度確認して質問の意味が分かったのに、同じ内容を何度も尋ねると、会話が止まりやすくなります。聞こえている部分まで繰り返し聞いたり、質問への応答に移らず確認を続けたりするのも避けたいところです。決まった回数を超えたら即減点という案内ではなく、自然な会話になっているかがポイントです。
英検面接で聞き返しが減点になるケース・ならないケース
聞こえなかった質問を一度丁寧に確認する
質問の一部が聞こえなかったとき、丁寧に一度確認するのは自然な対応です。英検協会の3級・2級試験内容ページでも、自然な流れでの聞き返しは減点対象ではないと案内されています。たとえば疑問詞を聞き逃したなら、答えを急がず質問をもう一度お願いできます。聞き返しは会話を続けるための確認として使いましょう。
聞き返す前に、聞こえなかった箇所を確かめると、質問全体を聞き直すか、特定の部分だけ尋ねるか判断しやすくなります。たとえば質問の最後だけ不明なら、その部分を確認する表現を選ぶ方法もあります。聞き取れた部分まで何度も尋ね直す必要はありません。
| 状況 | 自然な聞き返し | 減点対象になり得る聞き返し |
|---|---|---|
| 質問の一部が聞こえない | 一度丁寧に確認する | 同じ内容を何度も尋ねる |
| 質問全体が聞こえない | もう一度言ってもらう | 聞こえているのに繰り返し求める |
| 答えに迷っている | 聞き取れた要点に答える | 質問と無関係な確認を続ける |
判断の目安は、質問の聞き取りに必要な確認かどうかです。聞こえなかった箇所を絞って一度尋ね、相手の言葉を受けて回答に移ると会話が自然につながります。
答えに迷う場面で聞き返しを重ねると、質問の確認とは違う使い方になります。聞き取れた内容に沿って答えることを意識し、確認が必要なときだけ聞き返しましょう。
聞き取れているのに何度も聞き返す
質問を理解できているのに、答えを考える時間を延ばすために何度も聞き返すと、不自然に受け取られることがあります。英検協会は2級の試験内容ページで、不自然な聞き返しや繰り返しの聞き返しは減点対象になると案内しています。
一度確認したのに同じ質問を再び聞き返すと、会話が前に進みにくくなります。答えに迷っている場合は、聞き返しを重ねるより、聞き取れた質問の要点に沿って自分の意見や理由を伝えるほうが自然です。聞き返しは、聞こえなかった内容を確かめる場面に絞りましょう。
質問と関係のない場面で聞き返しを続ける
質問の内容が聞き取れているのに、答えにくいからと話題と関係のない確認を続けると、自然な聞き返しとは異なる印象になる場合があります。英検協会の案内では、不自然な聞き返しも減点対象になり得ます。質問の意味を確認することと、回答を避けるために会話を止めることは分けて考えましょう。
質問の一部が分からなくても、聞き取れた語から何を尋ねられているか考えてみます。意見を求める質問なら、話題に沿った考えを短く伝え、答えにくい点があれば理由を添える方法もあります。無関係な確認を繰り返さず、質問に戻る意識を持つと応答を続けやすくなります。
英検面接の聞き返し方|質問が聞き取れないときの英語表現
質問全体をもう一度言ってもらう表現
質問の内容がほとんど聞き取れなかったときは、質問全体をもう一度たずねる表現を使います。たとえば、Could you repeat the question, please? は、質問を繰り返してもらえますかという丁寧な言い方です。
もう少し短く伝えるなら、Could you say that again, please? も使えます。どちらも文末に please を添えると、落ち着いた印象になります。面接官の顔を見て、聞き取れなかったことを簡潔に伝えましょう。
聞こえなかった部分を丁寧に確認する表現
質問の一部は聞こえたものの、特定の単語や箇所が曖昧な場合は、その部分だけを確認できます。Could you repeat the part about …? は、…についての部分をもう一度言ってもらえますか、という表現です。
聞き取れた語を入れると、どこを確認したいのか伝わりやすくなります。たとえば、Could you repeat the part about school events, please? のように尋ねます。語の意味そのものが分からない場合は、Could you explain what … means? と聞く方法もあります。
| 場面 | 英語表現 | 使い方 |
|---|---|---|
| 質問全体を聞き直す | Could you repeat the question, please? | 質問全体をもう一度頼む |
| 質問全体を聞き直す | Could you say that again, please? | 聞こえなかったと伝える |
| 一部を聞き直す | Could you repeat the part about …? | 聞こえた語を入れて確認する |
| 語の意味を尋ねる | Could you explain what … means? | 意味が分からない語を尋ねる |
質問全体が聞き取れなかった場合と、一部の語だけが曖昧な場合では、尋ね方を分けると伝わりやすくなります。聞こえた語を使えば、確認したい箇所も示せます。
まずは一つの表現を選び、口に出して練習してみましょう。質問を聞いた直後に続けて言う練習をすると、本番で言葉を探す時間を減らしやすくなります。
ぶっきらぼうに聞こえやすい言い方を避ける
短くても、What? はぶっきらぼうに響くことがあります。Repeat. のような命令形も、相手に強く伝わりやすいため避けるのが無難です。聞き返すときは、疑問文に please を添えた表現を選ぶと、意図が伝わりやすくなります。
英語に自信がないときほど、長い文をその場で組み立てなくても大丈夫です。使う表現を一つ選び、面接の練習で質問のあとにすぐ言えるよう声に出してみましょう。言葉が出るまでの間を短くする助けになります。
英検面接で聞き返してもわからないときの対処法
もう一度確認する前に聞こえた単語を整理する
聞き返しても質問がつかめないと、焦って同じ表現を重ねたくなることがあります。すぐにもう一度尋ねる前に、聞こえた単語を頭の中で拾い直してみましょう。質問の疑問詞や話題を手がかりにすると、何を尋ねられたのか整理しやすくなります。
たとえば、whenが聞こえたなら時期、whyなら理由を尋ねている可能性があります。確信が持てなくても、聞こえた部分を一つだけ手がかりにして、質問の形を想像してみてください。単語がほとんど分からない場合は、丁寧な表現でもう一度確認する方法があります。
| 聞き取れた範囲 | 対応 | 意識する点 |
|---|---|---|
| ほとんど分からない | 丁寧にもう一度確認する | 同じ聞き返しを重ねない |
| 疑問詞や話題が分かる | 聞こえた内容から答える | 理由や例を短く添える |
| 話題だけ分かる | 関連する内容を伝える | 答えを長く広げない |
聞き取れた情報が少ないときは、質問全体をもう一度確認する方法があります。疑問詞や話題が分かるなら、その手がかりから答えを組み立てると、沈黙を避けやすくなります。
意味が完全につかめなくても、関連する内容を短く返す選択肢があります。どの対応でも、同じ聞き返しを続けず、分かった範囲に合わせて次の行動を選ぶのがポイントです。
質問の要点が分かる場合は関連する内容を答える
質問の要点が分かるなら、すべての単語を正確に聞き取れていなくても、関連する内容から答えを組み立てられます。聞こえた疑問詞やキーワードを一つ選び、理由や具体例を添えて短く伝えてみましょう。質問と関係する答えを返すことが大切です。
たとえば、質問に「weekend」と「do」が聞こえたなら、週末にすることを尋ねているのかもしれません。意味を取り違えたと感じたら、答えを長く続けず、伝えられる範囲で区切ると落ち着いて応答できます。表は聞き取れた範囲ごとの対応を整理したものです。
質問の意味がつかめない場合も落ち着いて応答する
質問の意味がつかめないままでも、黙り込まずに対応できます。もう一度確認しても理解できない場合は、聞こえた話題に関連する内容を、知っている英語で答えてみましょう。言葉が出にくければ、短い文から始めてもかまいません。
答えが質問から少し外れていると気づいたときは、そこで無理に話を広げず、伝えられる内容に戻します。面接では応答内容だけでなく、コミュニケーションを図ろうとする意欲や態度も評価の観点です。完璧な聞き取りを目指すより、落ち着いて応答を続けることを意識してみてください。
質問の意味を確認したいときは、答えを推測して長く話し続けるより、聞き取れた単語を手がかりに短く応答する方法もあります。
英検3級・2級など級別に見る二次試験の聞き返し対策
3級は音読やイラスト、受験者自身に関する質問に備える
3級の二次試験は英語で行われ、音読、パッセージについての質問、イラストについての質問、受験者自身に関する質問で構成されます。英検協会の3級試験内容を見ながら、どの場面で質問が切り替わるか確認しておきましょう。
音読後の質問では、本文の内容を尋ねる語句を、イラストの質問では人物や動作を表す語句を聞き取る練習が役立ちます。受験者自身への質問には、話題の中心をつかんで答える準備をしておくと、聞き返すかどうかも判断しやすくなります。3級の公式案内では、自然な流れでの聞き返しは減点対象ではない一方、不自然な聞き返しや繰り返しは減点対象になるとされています。
| 級 | 主な質問形式 | 練習時に意識したい点 |
|---|---|---|
| 3級 | 音読、本文・イラスト・本人への質問 | 本文や絵の内容、質問の中心をつかむ |
| 2級 | 音読後の質問、イラスト説明、意見 | 状況説明と意見を問う質問を分けて練習 |
| 準1級 | 4コマのナレーション、意見を問う質問 | 出来事の順序と質問の話題を確認 |
| 1級 | スピーチ、内容やトピックに関連した質問 | スピーチの主張と関連質問を結び付ける |
級によって、質問の焦点は本文やイラストから、ナレーションやスピーチへと変わります。受験級の形式を先に把握すると、聞き返す場面を具体的に想定できます。
表の練習ポイントを使い、聞こえなかったときに確認したい情報を決めておきましょう。公式試験内容に沿って練習すれば、形式に合った準備を進めやすくなります。
2級はイラストの説明や意見を問う質問を練習する
2級の二次試験では、音読後の質問やイラストの説明、自分の意見を述べる質問などがあります。英検協会の2級試験内容を確認し、イラストの状況説明と意見を求める質問を分けて練習すると、聞き取るべき情報を整理しやすくなります。
イラストについて問われたら、誰が何をしているか、どんな変化が起きているかを手掛かりにします。意見を尋ねる質問では、話題や理由を表す語を聞き取り、質問全体がつかめない場合に限って丁寧に確認する練習をしてみましょう。2級の公式案内でも、自然な聞き返しは減点対象ではありませんが、不自然な聞き返しや繰り返しは減点対象になり得ます。
準1級・1級はナレーションやスピーチ後の質問に備える
準1級では、4コマのイラストの展開を説明するナレーションと、自分の意見を問う質問が出題されます。1級ではスピーチの後、その内容やトピックに関連した質問があります。準1級・1級の公式試験内容を読み、質問の種類に応じて聞き取る要点を整理しましょう。
ナレーションの練習では、出来事の順序や登場人物の行動に注意を向け、質問を受けたら該当する場面を思い出します。スピーチ後は、発表した意見やトピックに関する問いを想定し、聞き返した後に答えへ移る流れまで練習しておくと落ち着いて応答しやすくなります。級ごとの質問形式に合わせた練習が、聞き返しの迷いを減らします。自分の受験級の公式試験内容を確認し、質問形式に合わせて聞き返し表現を練習してみてください。
3級二次試験で「聞き返したら減点か」「何回までか」をテーマにした動画です。回数への不安を整理し、公式案内と照らして聞き返し方を考える際に役立ちます。
英検面接で慌てないための聞き返し練習法
質問を聞いて疑問詞とキーワードを拾う練習をする
聞き返しを減らすことだけを目標にすると、聞き取れない場面で答えが止まりやすくなります。練習では、質問を聞いた直後に「何を尋ねているか」と「話題は何か」を分けて捉えましょう。疑問詞が聞こえれば、答える方向を決めやすくなります。
音声を聞いたら、疑問詞と話題の単語を一つずつ拾い、短くメモします。たとえば、What do you like to do?なら、Whatとlike to doを手がかりに、好きな活動を答える質問だと整理できます。聞き取れなかった語を推測で埋めず、疑問詞とキーワードを分けてメモする練習を重ねると、確認が必要な部分も見えやすくなります。
聞き返し表現から回答まで続けて練習する
聞き返し表現だけを繰り返すより、質問を確認したあとに回答までつなげる練習が本番に近づきます。聞き返したら、相手の言葉を聞き直し、答えの内容を一文にまとめる流れを作ってみましょう。確認のあとに沈黙が長くならないよう、短い答えから始めてもかまいません。
まずは問題を一つ使い、質問を聞く・短く聞き返す・答えるまでを一続きで練習します。質問の一部が聞こえなかったら、Could you repeat the question, please?と確認し、聞き取れた内容をもとに答えます。質問を再生できる場合は、聞き返す箇所を変えずに何度か試すと、表現と回答のつながりを確かめられます。
録音や模擬面接で聞き返しの頻度を振り返る
自分の聞き返しが多すぎるのか、録音で確かめる方法もあります。質問への答えだけでなく、聞き返した場面と理由も振り返りましょう。疑問詞が聞こえなかったのか、単語の一部が曖昧だったのかを分けると、次に練習する点を選びやすくなります。
模擬面接では、聞き返しが必要だった質問と、聞き返さず答えられた質問をメモしておくと役立ちます。回数だけを見て良し悪しを決めず、自然な確認だったか、同じ質問を何度も尋ねていないかも確認しましょう。聞き返しが続いた場合は、次の練習で疑問詞や話題の単語を拾うところに戻ります。
まとめ
英検 面接 聞き返し 何回という不安は、回数を数えることより、質問を受け止めて自分の考えを届けるという視点に置き換えると整理しやすくなります。面接は、英語で相手とやり取りする場でもあります。
まずは受験級の質問形式を確かめ、使いやすい聞き返し表現を一つ選んで声に出してみるのもよいでしょう。その一言が、落ち着いて話し始める支えになります。
FAQよくある質問
- Q英検の面接では何回まで聞き返せますか?
- A
英検協会の2級・3級の案内には、聞き返せる回数の具体的な数字は示されていません。回数を数えるより、必要なときに自然な流れで確認することが大切です。
質問をもう一度聞いた後は、繰り返しにならないよう回答に移りましょう。聞き返し方も事前に練習しておくと、面接で使いやすくなります。
- Q英検の面接で聞き返すと必ず減点されますか?
- A
必ず減点されるわけではありません。英検協会の2級・3級の案内では、質問が聞き取れない場合などに自然な流れで行う聞き返しは、減点対象ではないとされています。
一方、不自然な聞き返しや繰り返しの聞き返しは減点対象になり得ます。一度確認したら、聞こえた内容を手がかりに回答へ進みましょう。
- Q英検面接で質問を聞き返すとき、どんな英語を使えばよいですか?
- A
質問全体をもう一度言ってほしいときは、Could you say that again, please? と伝えられます。丁寧な表現なので、質問が聞き取れなかった場面で使いやすい言い方です。
使う表現をあらかじめ決め、声に出して練習しておくと、面接中に言葉を選ぶ負担を減らせます。短い表現を一つ身につけるところから始めてもよいでしょう。
- Q英検3級や2級の面接で聞き返してもわからないときはどうすればよいですか?
- A
聞こえた疑問詞やキーワードを思い出し、質問が何について尋ねているか整理してみましょう。要点がつかめる場合は、その内容に関係する答えを伝える練習が役立ちます。
質問の意味を確認できないまま何度も聞き返すのは避け、聞こえた範囲を手がかりに落ち着いて応答しましょう。疑問詞とキーワードを拾う練習をしておくと、答えの方向を決めやすくなります。
